FAQ

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Mononeは何ができますか?(どんな用途に向いていますか?)

Mononeは、対象の稼働音を学習し、正常状態の音モデルとの差(乖離)を数値化して「いつもと違う」を判定する異音検知ソリューションです。特に引き合いの多い「聴覚官能検査」用途に特化した「聴覚官能検査パッケージ」を用意しており、必要機能に絞ることで低コストかつスピーディーな導入が実現できます。用途拡張(常時監視・遠隔監視・周辺システム連携など)が必要な場合は、コアSI(個別開発)としてご提案します。

最低限、何があれば使えますか?

Mononeの基本構成は「接触式マイク(Mononeマイク)+オーディオインターフェース(AD変換器)+Monone(ソフトウェア)をインストールしたPC」です。

PCの推奨スペックは?

例:Windows 11 Pro(64bit)、Core i7(8コア以上)、メモリ16GB以上、SSD必須。

Mononeによる診断とAE診断(音響診断)は何が違うのですか?

AE診断は対象物に蓄積されたひずみエネルギーが放出される際に生じる弾性波(10KHz以上)をAEセンサで検出する方法です。一方弊社の手法は、直接的にはエネルギーは観測しておらず音源から金属素材を通して伝播してくる音のうち、人間の可聴領域に近い周波数帯を使用します。

Mononeの異常値の学習はどのように行うのですか?

弊社の異音検知は、まず正常音を学習し、機械部品の劣化や故障により音に現れる変化を「正常時との差」として数値化するものです。よって、正常音のみでご利用できます。差がどの程度であれば異常とするかを判定するには、実際の異常音があった方が望ましいのですが、運用開始時点で多くの異常音が収集できるケースは稀であり、運用しながら異常音を蓄積していただき閾値の精度を上げていく運用をお勧めしています。

周囲に騒音がある環境でも利用できますか?

接触式マイク(Mononeマイク)で対象物を伝搬する音を主に取得するため、空間伝播マイクに比べ周辺ノイズの影響を受けにくい特長があります。

適用事例はどのようなものがありますか?

自動車シート、小型モータの出荷検査や、風車、自動車エンジン、大型ポンプ、電動ブラインドなど、HPに主な実績例を記載しておりますのでご参照ください。実績はこちら→

システム構成はどのようになりますか?

Monone聴覚官能パッケージの場合は専用の接触式マイク(Mononeマイク)、オーディオインターフェース(AD変換器)および集音・処理用のPCがあれば導入できます。

検証をお願いする場合、どんな準備が必要ですか?

検証に必要な接触式マイク(Mononeマイク)とPC端末は弊社にて用意します。
それ以外に検証対象となる製品についてはお客様にご準備いただく必要がございます。
検証対象については、正常品数点、異常品数点をご用意いただけると検証がスムーズに行えます。

費用はどの程度ですか?

弊社にお問い合わせください。お客様のご要望や環境などをヒアリングさせて頂いた上でお見積いたします。

機器異常の原因特定にMononeは利用できますか?

Mononeは「異音の発生を検知する」ことを主目的としており、原則として原因特定(どの部位が故障か)の確定までを保証するものではありません。
一方で、運用の中で音データや乖離値・各種グラフを継続的に蓄積していくことで、異常時に現れる“グラフの形(パターン)”や変化の傾向が見えてくる場合があります。その結果、過去事例との比較や設備側の点検結果と突き合わせることで、原因の“あたり”を付けたり、原因仮説の精度を上げたりできる可能性があります(※最終判断は現場点検・精密診断などと併用して行います)。

通常のマイクから接触式マイク(Mononeマイク)に変更をした理由を教えてください。

空間伝播音を収集する通常のマイクでは周辺ノイズが多く音に含まれるため、これをソフトウェア的に除去することになりますがその処理が煩雑であり、除去した成分に異常が含まれるケースもありました。接触式マイクは、装置の金属内部に伝わる音を拾うためクリアな音を取得できる利点があり、接触式マイクを積極的に採用するようにしております。

接触式マイク(Mononeマイク)のみを販売していますか?

接触式マイク(Mononeマイク)のみの販売は行っておりません。

接触式マイク(Mononeマイク)の耐熱性、防水性、防塵性はどのようになっていますか?

マイク本体の耐熱上限は80℃、防塵シールドを施しています。80℃以上になる場合は放熱板を設置して検証を行い、お客様の環境に合わせた治具が必要になります。防水性は生活防水程度であり、水に濡れる環境の場合は対策が必要です。

モデルは装置ごとに作成しないといけませんか?

はい。基本的に装置ごとにモデルを作成する必要があります。類似の装置については1つのモデルでも対応可能な場合もありますので実証実験により確認します。

AIモデルを自分で作成することはできますか?

はい。装置の追加や変更などがある場合には、お客様にて追加いただくことができます。モデル作成教育など、教育サービスについてはお問い合わせください。

出荷検査

聴覚官能検査(完成品検査)を自動化できますか?

はい。聴覚官能検査パッケージと自動化連携オプションをご利用いただくことで、自動化された官能検査を実現できます。
聴覚官能検査パッケージは、官能検査に必要な機能に特化し、原則カスタマイズ(SI)を不要とすることで、低コスト・短期間で導入できるパッケージです。
さらに自動化連携オプションをご利用いただくと、PLCなどの周辺機器と連携し、装置の動作に合わせてMononeでの検査開始・終了を自動で制御できます。このため、検査工程の自動化が実現できます。

ライン設備と連携して「検査開始/停止」「OK/NG出力」はできますか?

はい。PLCや周辺機器と連動し、検査の開始・停止の自動化や、パトランプなどでのNG通知に対応する構成にできます(オプション/要件により異なります)。

接触式マイク(Mononeマイク)はどのようにモーターに取り付けるのですか?

接触式マイク(Mononeマイク)は磁石によりモーターのハウジング部分にとりつけることができます。

モーターの回転数が変化すると、解析結果はかわりますか?

回転数の変化によりモーターが発する音は変わりますので、解析値も変化します。規定の回転数を定めて検査することにより、経時的な状態変化などを捉えることができます。

解析をするときはモーターの種類ごとにAIモデルを作成する必要がありますか?

モーターの種類で音は異なるため、モーター種類ごとにAIモデルを作成することをお勧めします。AIモデルはお客様にて作成できます。

故障音がなくても本当に判定ができるのですか?

Mononeは、学習に使用した正常音と特性が異なる音を正常ではない(異常)と判断します。

モデルは自社で作成できますか?

計測する装置の種類が大きく変わらないのであればお客様によりモデルを作成することができます。

保守点検

保守点検や遠隔監視にも使えますか?

はい。Mononeは用途に応じて「常時/定期監視」「遠隔監視」「オンライン/オフライン」などのカスタマイズを含むコアSI(個別開発)として提案できます。
なお、“多数設備の振動・温度の傾向監視を無線で後付けしたい”といった無線監視ニーズには設備監視システム「e-無線巡回」も提供しており、要件に応じて併せてご提案できます(配線工事不要で無線での、振動・温度の傾向監視を実現可能)。

接触式マイク(Mononeマイク)はどのようにモーターに取り付けるのですか?

モーターのハウジング部分が磁石につく金属の場合は、磁石により接触式マイクをハウジング部分に取り付けることができます。それ以外の場合についても、個別にご相談承りますので、お問い合わせください。

モーターの回転数が変化すると、解析結果はかわりますか?

モーターの回転数の変化によりモーターの発する音はかわりますので、解析値も変化します。検査のときには、規定の回転数で試験することにより、経時的な状態変化などを捉えることができます。

モーター以外の鉄道車両の音の解析はできますか?

車輪のフラット音、減速機、ブレーキなども解析できますので、お問い合わせください。

解析をするときにモーターの種類ごとにAIモデルを作成する必要がありますか?

基本的にモーター種類ごとに音が変化するので、モーター種類ごとにAIモデルを作成することをお勧めします。AIモデルはお客様にて作成できます。

教師無し学習のデメリットはなんですか?

正常音のみで状態判定できる一方、学習した正常音の特性から外れる音は、正常音であっても異常と誤判定する可能性があります。

Mononeでは正常時との乖離状態を数値化できることは判りましたが、予防検知には閾値が必要だと思います。どのように決めるのでしょうか?

Mononeは乖離値として正常状態との違いを数値化しますので、閾値はワーニング、アラームなど運用に合わせてお客様にて決定いただく必要があります。閾値の決め方として、統計的な手法に基づく3σ、6σなど正常データからの偏差で機械的に設定する方法や、メンテナンスやグリスアップなどの整備前後の乖離値の差から経験的に設定する方法があります。

クラウド上で常時監視させることはできますか?

過去にそのような検討をした案件がありますので、お問い合わせください。

稼働確認

接触式マイク(Mononeマイク)の対応温度はどれくらいですか?

動作範囲温度は、-30度~80度です。80度以上になる場合は、別途放熱板(オプション)が必要となります。

接触式マイク(Mononeマイク)は曝露環境対応ですか?

現状では曝露対応ではありません。防塵・防滴対応にはなっています。

診断/検査結果はどのように確認できますか?

Mononeは録音した音データを波形・スペクトログラム・変動音ヒートマップなどで可視化し、乖離値などの指標と合わせて定量的に評価できます。

故障音がなくても本当に判定ができるのですか?

Mononeは、学習に使用した正常音と特性が異なる音を正常ではない(異常)と判断します。

教師無し学習のデメリットはなんですか?

正常音のみで状態判定できる一方、学習した正常音の特性から外れる音は、正常音であっても異常と誤判定する可能性があります。

Mononeでは正常時との乖離状態を数値化できることは判りましたが、予防検知には閾値が必要だと思います。どのように決めるのでしょうか?

Mononeは乖離値として正常状態との違いを数値化しますので、閾値はワーニング、アラームなど運用に合わせてお客様にて決定いただく必要があります。閾値の決め方として、統計的な手法に基づく3σ、6σなど正常データからの偏差で機械的に設定する方法や、メンテナンスやグリスアップなどの整備前後の乖離値の差から経験的に設定する方法があります。

クラウド上で常時監視させることはできますか?

過去にそのような検討をした案件がありますので、お問い合わせください。

遠隔監視でアラート通知を受け取れますか?

Monone(コアSI)の遠隔監視構成では、要件に応じたアラート通知(例:設備・運用に合わせた通知方式)を設計します。
また無線センサによる傾向監視を前提とした「e-無線巡回」では、振動および温度について上限・下限のしきい値で警報設定が可能で、オプションにより異常時のメール通知などにも対応できます。

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